内容の保証はできません。


/System/Library/frameWorks/UIKit.framework

クラス UIApplication

NSObject
  |
  +--UIResponder
      |
      +--UIApplication

概要

UIApplicationクラスは、iPhoneOS上でのコントロールの集中管理と調整機能を提供します。

全てのアプリケーションは厳密には1つのUIApplicationのインスタンス(またはそのサブクラスのインスタンス)を持つ必要があります。アプリケーションが起動した時、UIApplicationMain関数が呼ばれ、この関数はその他のタスクの間で独立したUIApplicationオブジェクトを生成します。その後、sharedApplicationクラスメソッドを呼び出すことで、生成したオブジェクトにアクセスすることが可能となります。

UIApplicationオブジェクトの主な役割は、初めてユーザイベントが到着した時のルーティングを処理することです。また、コントロールオブジェクト(UIControl)により、適切な対象オブジェクトにアクションメッセージを転送します。さらに、これらのUIApplicationオブジェクトは、現在アプリケーションで開かれている全てのウインドウ(UIWindowオブジェクト)のリストを保持し、そのリストを通して、アプリケーションのUIViewオブジェクトを取得することが出来ます。アプリケーションオブジェクトは通常、アプリケーションの重要なランタイムイベントを通知するオブジェクトをデリゲートを割り当てます。その結果、例えば、アプリケーションの起動、メモリ不足の警告、アプリケーションの終了といったランタイムイベントが生じた時に、それらを処理するための適切な機会を与えてくれることになります。

アプリケーションは、openURL:メソッドを通して、メールやイメージファイルのようなリソースの協同して処理をすることが可能です。例えば、アプリケーションがこのメソッドを利用してメールのURLを参照することでメールクライアントが起動しメッセージが表示される、と言ったことが可能になるわけです。

UIApplicationは、1つまたは複数のメソッドを実行するUIApplicationプロトコルを採用したデリゲートを定義します。UIApplicationとUIApplicationDelegateのインタフェースを利用することにより、デバイス固有の行動を管理することが出来ます。

サブクラス化の注意

カスタムイベントとアクションディスパッチを実装するためには、sendEvent:メソッドまたはsendAction:to:from:forEvent:メソッドにオーバーライドする必要がある。

インデックス

インスタンスの取得

+ sharedApplication

ウインドウの取得

keyWindow property
windows property

イベントの制御と処理

– sendEvent:
– sendAction:to:from:forEvent:
– beginIgnoringInteractionEvents
- endIgnoringInteractionEvents
– isIgnoringInteractionEvents
applicationSupportsShakeToEdit property 3.0b以降
proximitySensingEnabled property 3.0b以降では非推奨

URLリソースの処理

– openURL:
– canOpenURL: 3.0b以降

リモート通知の登録

– registerForRemoteNotificationTypes: 3.0b以降
– unregisterForRemoteNotifications 3.0b以降
– enabledRemoteNotificationTypes 3.0b以降

アクティビィティの操作

idleTimerDisabled property

ステータスバーの向きを操作

– setStatusBarOrientation:animated:
statusBarOrientation property
statusBarOrientationAnimationDuration property

属性の制御

- setStatusBarHidden:animated:
statusBarHidden property
- setStatusBarStyle:animated:
statusBarStyle property
statusBarFrame property
networkActivityIndicatorVisible property
applicationIconBadgeNumber property

デリゲートの指定

delegate

プロパティ

applicationIconBadgeNumber

アプリケーションの現在のバッジ番号を指定する。

@property(nonatomic) NSInteger applicationIconBadgeNumber

delegate

アプリケーションオブジェクトのデリゲートを指定する。

@property(nonatomic, assign) id<UIApplicationDelegate> delegate

idleTimerDisabled

アプリケーションのアイドルタイマーを無効にするか決定する。

@property(nonatomic, getter=isIdleTimerDisabled) BOOL idleTimerDisabled

keyWindow

アプリケーションのキーウインドウを返す。(読み取りのみ)

@property(nonatomic, readonly) UIWindow *keyWindow

networkActivityIndicatorVisible

ネットワークアクティビティを有効にするかどうかを決定する。

@property(nonatomic, getter=isNetworkActivityIndicatorVisible) BOOL networkActivityIndicatorVisible

proximitySensingEnabled

近接覚センサーを有効にするかどうかを決定する。

@property(nonatomic, getter=isProximitySensingEnabled) BOOL proximitySensingEnabled

statusBarFrame

ステータスバーが占有する領域のフレーム矩形を返す。(読み取りのみ)

@property(nonatomic, readonly) CGRect statusBarFrame

statusBarHidden

ステータスバーを非表示にするかどうかを決定する。

@property(noantomic, getter=isStatusBarFrame) BOOL statusBarFrame

statusBarOrientation

アプリケーションのステータスバーの現在の向きを指定する。

@property(nonatomic) UIInterfaceOrientation statusBarOrientation

statusBarOrientationAnimationDuration

ステータスバーが90度回転するのにかかる時間を返す。(読み取りのみ)

@property(nonatomic, readonly) NSTimeInterval statusBarOrientationAnimationDuration

statusBarStyle

ステータスバーの現在のスタイルを指定する。

@property(nonatomic) UIStatusBarStyle statusBarStyle

windows

アプリケーション上の全てのウインドウを返す。(読み取りのみ)

@property(nonatomic, readonly) NSArray *windows

クラスメソッド

sharedApplication

独立したアプリケーションインスタンスを返す。

+ (UIApplication *)sharedApplication

インスタンスメソッド

beginIgnoringInteractionEvents

タッチに関連するイベント処理(のサポート)を一時敵に停止する。通常アニメーションやトランジションが始まる前にこのメソッドを利用する。

- (void)beginIgnoringInteractionEvents

endIgnoringInteractionEvents

タッチに関連するイベント処理(のサポート)を再開する。通常beginIgnoringInteractionEventsが呼び出された後にこのメソッドを利用する。

- (void)endIgnoringInteractionEvents

isIgnoringInteractionEvents

タッチに関連するイベント処理がレシーバによってサポートされているかどうかを返す。

- (BOOL)isIgnoringInteractionEvents

openURL:

指定したURLリソースを開く。リソースが成功的に開かれたならYESを返す。

- (BOOL)openURL:(NSURL *)url

sendAction:to:from:forEvent:

指定したターゲットのセレクターにアクションメッセージを送信する。通常このメソッドはユーザのタッチ時にUIControlオブジェクトによって呼び出される。デフォルトでディスパッチされるアクションメソッドは指定したターゲットオブジェクトか、ターゲットが指定されていない場合はファーストレスポンダになる。サブクラスは特殊なアクションメッセージをディスパッチするためにこのメソッドをオーバーライドすることがある。

デフォルトではこのメソッドはターゲットの呼び出し時に2つのパラメータをプッシュする。ターゲットの呼び出し元(通常はUIControlオブジェクト)は追加されたパラメータを削除するため、2つのパラメータはレシーバ用のオプションである。この設計により次のいずれかのアクションセレクターが有効となる。

 
- (void)action
- (void)action:(id)sender
- (void)action:(id)sender forEvent:(UIEvent *)event
 

- (BOOL)sendAction:(SEL)action to:(id)target from:(id)sender forEvent:(UIEvent *)event

sendEvent:

アプリケーション内の特定のレスポンダオブジェクトに対するイベントをディスパッチする。iPhoneOSがこのメソッドで呼び出すのはパブリックなイベントのみである。

- (void)sendEvent:(UIEvent *)event

setStatusBarHidden:animated:

ステータスバーを非表示にするかどうかを設定する。オプションでアニメーションの有無を指定できる。

- (void)setStatusBarHidden:(BOOL)hidden animated:(BOOL)animated

setStatusBarOrientation:animated:

アプリケーションのステータスバーの向きを設定する。オプションでアニメーションの有無を指定できる。

- (void)setStatusBarOrientation:(UIInterfaceOrientation)interfaceOrientation animated:(BOOL)animated

setStatusBarStyle:animated:

ステータスバーのスタイルを設定する。オプションでアニメーションの有無を指定できる。

- (void)setStatusBarStyle:(UIStatusBarStyle)statusBarStyle animated:(BOOL)animated

コンスタント

UIInterfaceOrientation

アプリケーションのユーザインタフェースの向きを決定する。

向き概要
UIInterfaceOrientationPortraitホームボタンが下に来る縦向きの状態を示す。
UIInterfaceOrientationPortraitUpsideDownホームボタンが上に来る縦向きの状態を示す。
UIInterfaceOrientationLandscapeLeftホームボタンが右に来る横向きの状態を示す。
UIInterfaceOrientationLandscapeRightホームボタンが左に来る横向きの状態を示す。

UIStatusBarStyle

デバイスのステータスバーのスタイルを決定する。

スタイル概要
UIStatusBarStyleDefaultグレーのスタイル
UIStatusBarStyleBlackTranslucent半透明なブラックのスタイル
UIStatusBarStyleBlackOpaque不透明なブラックのスタイル

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2011-02-09 (水) 16:22:35 (2415d)